キミの手の奥の僕




あ、れ?



なんか、いいかんじの雰囲気になってる…?



歩いている途中未玖は、あ!と声を出して茫然としている晴と沙和を見て言った。



「晴と沙和もお揃いで何か買ったらどう?僕と香世、晴と沙和で今日の記念みたいなもの。買おうよ。」




未玖、すごい…。



よ、よし…。



「私もそうしたらいいと思うなあー!ほら、なんか買いなよっ」



未玖に便乗します!



私たちの言葉に、沙和は真っ赤な顔をして「なっ」と小さな声を漏らした。



だけど、晴は



「いいんじゃね?折角だし、なんか選ぼーよ」



と店内を物色し始めた。



沙和は、「もう」といいながらも嬉しそうに笑ってる。





良かった…。




凄く凄く…良かったぁ。




未玖のおかげだ。




ありがと、未玖。