キミの手の奥の僕




「うーん…うん。」




「だったら、がんばろうよ!ね!」



まだはっきりとしない返事を返す沙和。



しかた無い…私もこうなったら一肌脱ぐっきゃない。




「じゃあさ、私も未玖とお揃いの何かを買うよ。」




ちょっと待っててね。



私は、沙和にそういうと店内を居づらそうに回る晴たちの元へ行く。




「最初はぐー!ジャンケンポン!」



「「 は!? 」」




グーにパーにチョキ…。




って見事に分かれてる!



「何このジャンケン…」


つい出しちゃったじゃんかよ。


グーの拳を見つめながら晴がいう。


未玖は、にこっと笑いながら



「吃驚しちゃった。」



とチョキのままもう片方の手もピースをして笑った。




し、失敗!