夢の中

「ココー!」

目の前で笑っている。

涙が勝手に出てくる。

それは、クウの姿だった。



「ねぇココ?君は僕のことわかる?」

私は首を大きく縦に振った。

「やっぱり夢じゃなかったんだね。よかった・・・」

クウはそんなことを思っていたんだ・・・

久しぶりに会ったクウは、子供っぽさが少し無くなったきがした。