その日から、うまく笑えなくなった。

カナ達とも、遊ばなくなった。

ウタとの関係が気まずいっていうのもあるけど、なんとなく1人でいたかった。

でも、そんなある日。

「ピーンポーン・・・」

家の戸を開けると、そこにはウタがいた。



「どうしたの?いきなり?」