「ねぇ、揺らいでる・・・?」

クウの言っている意味が分からなかった。

それをクウに聞くと、

「さっき、好きって言われたでしょ??」

と、聞いてきたのだ。

「なんで知ってるの??」

「何となく、思った・・・」

クウは私のことは、何でも解ったりするのかな?

「もし、ココが行っちゃったら、あの男の人・・・殺しちゃうかもしれない・・・」

「大丈夫・・・?いなくならない??」

そう訪ねてきたクウを見て、初めて怖いと思った。