そう思っていたら…。 「…おい」 聞いた事のある低い声が、私の耳に届いた。 『おい』って誰宛て? …っていっても、保健室には私しかいないから、私宛てなんだろうけど…。 それでも私は、とりあえず黙っておいた。 すると、ベットの脚を軽く蹴られ、ガタンと小さく揺れた。 「………っ…」 「聞こえてんだろ」 「……なん…ですか?」