white*letter



びっくりした私は、思わず俯いてしまった。


「…な…なんで…ここ、に?」

そう問い掛けると、内藤くんは隣のベットに横たわった。


「ダルいから」

「……え、でも…今お昼…」

「女どもうるせぇし、午後の授業ダルいから来た」

そう言われて、私はやっと納得した。


でもいつも楽しそうに、いろんな女の子たちと話してるから、『女どもうるせぇし』って言ったのは理解出来なかったけど…。



話したのは、初めてじゃなかったけど、まともな会話をしたのは、この時が初めてだった。