white*letter




これから先はわからない。


もう、ずっと真っ暗だと思っていた。

でもそんな事なかった。

作った笑顔なんか、必要なくなるときは、ちゃんときた。



「信じたい」

真っ直ぐ伝えた。


昨日の私の我が儘な頼みを、こうしてちゃんと実行してくれた。

本当に嬉しかった。


「内藤くんなら…。騙されても、いいかな」

「……………」

「…岬……」

「………何…」

「…………くれ」

「……は?」

「俺砂瑛ちゃんほしい!!!!!」

突然、そう言い出した。


「やらねぇよ、馬鹿」

そう言って、私を抱きしめた。


「馬鹿じゃねぇし、おまえに馬鹿って言われたくねぇし」

「…はいはい」

「てめぇ見てろよ!?ナメたことしやがって」