「悪ぃ。明日からは、ちゃんとする」 どこか欠けてる。 でも、それが私たち。 「女は砂瑛だけ」 「約束だよ?」 「あぁ」 「他の子と腕組んだり、抱いたりしないでよ?」 「もうしねぇよ。ちゃんと守る」 「ありがとう」 そう微笑んだ私の頭に、大きな手がポンポンと撫でた。 ……懐かしく思った。 「…山本じゃなくて、俺に頼れよ?泣くのは俺の前だけな?」 「うん」 「俺、意外と嫉妬深いってわかったから」 そう笑った顔が、とても愛しかった。