「……こんな俺だけど、砂瑛の…隣にいたい」 ……いいのかな…。 答えても。 私が、幸せになってもいいのかな…。 答えに迷ってる自分がいた。 『迷うなよ』って浤太に言われたけど、やっぱり迷う。 浤太の気持ちとか、家族のことを考えたら…。 自分だけ幸せになるのは、いけない気がした。 「……………」 …なんのために、浤太の気持ち聞いて泣いたんだろう。 …なんのために、拓也くんがこうして教えてくれたんだろう。 …なんのために、私はあんなに捜して走ったんだろう。