「何、突然」 その場から動かずに、そう私に問い掛けた。 地面の温度が、伝わる。 スカートも、足も汚れちゃうけど、今はそんなのどうでもよかった。 「…わかんない」 「何が?」 わかんないけど…、勝手に足が…。 「……………」 自分でも良くわからないけど、必死で走って内藤くんを捜していた…。 「こっち来いよ」 そう手招きする。 そして引き付けられるように、内藤くんに近寄る。