「だから亡くなった人たちはみんな、空に行く」 「…………」 「砂瑛みたいに、残された人たちは、空見て『今日も元気だよ』って伝える」 「…なんか、凄いね」 「砂瑛の家族は、責任持っていつも空から見ててくれるから、おまえはちゃんと前見て歩け」 「…そうだね、ちゃんとしなきゃ恥かかせちゃうもんね」 『頑張らなきゃ』そう呟いたら、優しく吹いた風に包まれて、心が温かくなった。 「別に頑張らなくてもいいんだよ」 「え?」