何の罰ゲームだ、これは。 憂鬱な気分になりながら、短くなった白いチョークを、黒板消しと取り替えた。 すると、 「……終わった…かな?」 席から声をかけてきた。 「終わった」 振り返ってそう伝える。 「ありがとう」 そう俺を捕らえた。 「「…………」」 いつも俺が、じっと目を見るとそらされるのに。今日は俺がじっと目を見られて…。 こんなに遠いのに、俺から目をそらした。