それからの生活は複雑で、女を抱くのにも後ろめたい気持ちがあった。 どうでも良い女を抱くたび、罪悪感に襲われた。 「…ぁの……」 声をかけてきたのは、隣の地味女。 「何?」 最近、どうしても"女"に冷たくしてしまう。 『岬最近冷た〜い』と甘ったるいその喋り方で、何回女どもに言われたのかわからない。 「…………」 黙り込んだ地味女に 「…ごめん。で、何?」 謝って、言い直した。