身長が高く、整ったカッコイイ顔。 私とは違い、周りにほっとかれない人気者。 「無視?」 「………」 内藤くんが話しかけている相手が私だからか、騒がしかった教室がいつの間にか静かになっていた。 隣のクラスから、楽しそうな笑い声が聞こえた。 みんなこっちを見てる。 …どうしよう、と考えていた時。