純情オオカミ








顔を隠す私をみて
3人が楽しそうに笑う。

みんなひどいよー!!
みんなのせいじゃんかー!!

私は顔から手を
離し頬を膨らましす。


「「「……」」」

「…なんでみんな黙るの…」

「…かわいー!リスみたい!!」


瑠衣は私の頭を
よしよししながら言った。

また私の頬は赤く染まる。


「ライス大盛りと
オムライスとハンバーグです」

「あ、はい私です!」


店員さんがニッコリとして
私の前にお皿を3つ並べる。

おいしそ〜〜!!


「いただきます」


私は顔の前に手を合わせて言った。
そしてオムライスを口にぱくっと運ぶ。


「…おいし〜!!」


おいしー!幸せだなー。