《お前は頭がキレる。だがなもう1人いるぞ》

俺以外にも…?

《空。奴も頭がキレるようだ》

「あいつが!?」

「雅…?どしたの急に」

「あ…なんでもない…」

《バカめ》

てかメンバー揃ったんだから今何が起こってんだか教えろよ。

《そうだな。じゃあ…》

フワァ

「うわっ!?」

俺の目の前に黒いワンピースを着た女が現れた。

「この姿なら大丈夫だろ?」

「お前…まさか…てか女だったのか!?」

「悪いか」

いや…悪くねぇけどまさか女だとは…

しかも地味に美人系だし…

「えぇ!?誰!?」

「美少女だ!!」

「え…反応するとこそこ?」

「お前も出て来いよ」

フワァ

「さすがね…クロ…」

今度は白いワンピースの女が…

「お前もパートナーを見つけたのか…」

「えぇ…ここに居る空をパートナーに…」

「「はぁ!?」」

俺と空の声がハモった。

「ハモったね」

「珍しい…」

いや…今は仕方ないだろ…

「てか俺お前のパートナーになるって言ってへんし!!」

「俺も言ってねぇよ!」

「お前たちの世界が危ないってのに断るつもりか?」

俺らの世界…?

「つか残り2人も出て来いよ」

フワァ

「やっぱり敵わないなぁクロには」

「勘良すぎ」

今度は男2人?

「じゃあ改めて自己紹介する。私はクロ。雅のパートナーとしてお前たちと共にする」

俺がこいつとパートナーか…

「次は私ね。私の名前はシロ。空のパートナーです」

「俺はカイだ。莉奈のパートナー」

莉奈の…

俺よりイケメンじゃねぇか…

「はい!僕はシュウ!!歩未ちゃんのパートナーです!」