でも今の俺には関係ない今は莉奈のほうが大切だから。
《小泉莉奈の両親は悪魔と感染したと思う》
悪魔と感染?
《悪魔の菌が体内に入り込み相手を悪魔化させるきっと小泉莉奈の両親は悪魔化したのだろう》
じゃあ莉奈は大丈夫なのかよ!?
《大丈夫だ。お前と毎日一緒だったからな》
俺と一緒に居たから?
《そうだ。お前には悪魔を倒す力がある》
その力でなら莉奈を救えるのか?
《あぁ。お前ら3人でならな》
もしかして空と歩未も?
《あぁ。山下空は防御率が高く戦闘力は低い。海野歩未は戦闘力が高く。防御率は低い》
俺は?
《お前だけは防御も戦闘力も一番高い。今は悪魔を倒せる力を持っているのは3人》
倒せる力って言われても武器とかねぇよ?
《武器などは後だ。今は小泉莉奈の元まで走れ。悪魔の力が強くなった》
「あぁ!分かった!」
俺は黒くなった莉奈の家の玄関まで走った。
「雅!」
「空!歩未!」
玄関まで行くと2人が俺を待っていた。
「これ開かないんだよ」
「何がなんでも開けるしか方法はねぇだろ!」
―ドガッバキッ
俺は玄関のドアに穴を開けて中に入った。
「いらっしゃい」
「誰や!?お前!」
「莉奈の母です」
「莉奈の?」
「えぇ」
莉奈の母さんは見た所全てが悪魔化していた。
《こいつはまだ理性を失ってはない。暴走する前に倒すんだ》
倒すってどうやって…
《お前の左手のタトゥーで悪魔に触るんだ》
俺は不安になりながらも莉奈の母さんに触れた。
すると莉奈の母さんは元の姿に変わっていく。
「ありがとう…」



