「…桂…」


あたしは力なく呼びかける


『ん?なぁに?』


それに対してものすごい元気にこたえる桂。


「桂って…








いつもこんなことしてんの…?」



もうあたし息だって切れ切れ。


『ん?そうだよ?』




なのに桂…




「こんなに大変なことしてんのになんでそんな元気なんだよ…」




あたし…結構運動できるんだよ…?

お姉ちゃんに鍛えられてたし?



『なにいってんの~?まだまだ!


…ってか沙耶大丈夫!?』




それなのに動きがこんなに鈍くなるくらい大変なのに…


なんで貧弱そうな桂が…?