キンモクセイ~不思議な友情物語~



そんなことを考えながら、3年たった。





クリスマス。






お姉ちゃんが、密かに貯めてたお金でケーキを作ってくれるって約束してくれてたから、学校から急いで帰った。



当時お姉ちゃんが19歳、あたしが13歳。もう少しで小学校卒業だった。






生まれてはじめてのクリスマスパーティに、とても胸を躍らせていた。























初めて、家に早く帰りたいと、思った。