キンモクセイ~不思議な友情物語~



あたしの父親は、すぐ子供にも手をあげるし、仕事はしないし、浮気はする、最低な父親だった。


母は必死にあたしたち姉妹を守ってくれてたけど、


やっぱり辛かったらしくて、あたしが10歳、お姉ちゃんが16歳のときに、


「あんたらなんて、生まなきゃよかった!!!!!」


そういってあたしたちおいて、朝早く家でてっちゃったんだ―。



~・~・~・~・~・


「うッ…うッ…お母さぁん」




お姉ちゃんまだ寝ている



お父さんが起きてきた



「なんだぁ~?
アイツでてきやがったのか!?」



「…(コク)」


恐る恐るうなずく



「お前なんでとめなかったんだよ!?

これからどーすんだよ!あぁ!?」







バシッ








あたしの頬が赤く染まる