キンモクセイ~不思議な友情物語~



「だってこんな広い畑とか
家畜小屋とか絶対無理だって…『そんなことより!

今日はもう疲れたでしょ?
おなかもすいたし!
今日はご飯食べて寝て!明日また!ね?』



あたしの言葉を遮って桂がいった。

そーいえば…朝家出てからなにもたべてない…



「ッ……まぁ…そうしてやってもいいよッ」



『フフフ~素直じゃな~い♪』



「うっさい!んでその笑い方やめてッ」



『フフフ~ごめんね~?
んじゃ今からご飯つくるからッ』



そーいうと桂は笑いながらはしってった。





「…クスッ」




……あれ?






今あたし…










笑った――?