―justice―





「つまらないなぁ、俺を殺す存在なんでしょ?
もう少し粘らないと。」


一閃


大きくはらわれた兄上の剣は僕の肩を掠める


「っ!!!!!」


浅く切られた傷口から血が流れて、僕の白いシャツにシミをつくった


立て続けに浴びる剣の雨をなんとか受けながらも全ては受け止めきれずに、身体には次々と傷が作られていく


「僕は負けられない、兄上に勝って、本当の【正義】になるために…!」


自分でも、この体制から優勢になるのは厳しいと思う

しかし、僕が死ねば、兄上と菖蒲さんはきっと残りの全員も殺すだろう

自分たちの快楽のためだけに


本当に裁かれるべきなのは、兄上と菖蒲さん

彼らは現実世界にいてはダメだ

ここで僕が止めないといけない


そう、絶対に