―justice―




「もしかして、僕の髪についたガラスを取るとき…わざと髪も抜いたんですか?」

「ええ、ご明答。
皆さんのも似たような方法で頂きましたわ。」

そして不気味なほどの満面の笑みを浮かべる



「だから、俺達の邪魔しないでね。」


兄上は、皆を見回す


「兄…上。」



「勝負だよ、漣。」


兄上は自分が先程出した剣を僕に渡した


「え?」


「簡単には殺さないよ。
楽しまなきゃ。」


そして、自分も新たに剣を出現させた



「さぁ、始めようか。」


僕が戸惑っていると、兄上は問答無用で切り付けてくる


「っ…!!!」


僕は剣技はあまり得意分野ではない

兄上はそれを知っているんだ


「ほら、攻撃してこないと死んじゃうよ?」


兄上は舞を踊るかのように余裕な剣さばきで僕追い込む


兄上の動きには隙がなく、僕はただ受け止めるばかりでだんだんと端へ追い詰められる