―justice―




「ソーセージの話がグリム童話にあるなんて驚きでしょ?
私は白いソーセージを騙して食べようとした、【虚飾】の罪がかせられているの。」

そういって菖蒲さんは、ゆっくりとカギを取り出した


「菖蒲さん!
さっきはカギを持ってないって…!!」

「ふふ、実は試練なんてとっくりクリアしてたの。
由梨【ユリ】さんを犠牲にして。」


「由…梨?」


そして僕はとある少女のことを思い出す

あの狂った少女を


「!!!
どういうことですか…!?」

「私への試練、いや、私たちの試練はどちらか一方が必ず狂う試練だったわ。
だから、ね。
かわいそうだけど、あの子には犠牲になってもらったのよ。」