―justice―





「ぐっ…!!」


突然、物語が頭の中に入ってきたことからバランスを崩しそうになるが、なんとか持ちこたえ、鎧を殲滅する


「僕は…、青髭の新妻の生まれ変わり。
罪は、【強欲】だったんだ。」


感傷に浸りかけるが、気を取り直して銃を掴み、最後の的25個を打ち抜いた

そして暁さんが解放される


『おっせーよ!
くそガキ!』

「すいません…。」


「まぁまぁ、なんとか無事でしたので、よかったじゃないですか。」


「漣殿、カギが現れたようじゃぞ。」


僕はそのカギを手にして、にぎりしめる


「…今、カギはいくつあるんですか。」


『俺様は一つもってるぜ。』

「私は持ってませんわ。」

「はぁ…、私が一つ。」


「わしも一つじゃ!」


「そして僕が二つ…。
合計四つか…。
まだ足りませんね。」


菖蒲さんの分と…、兄上の分


「壱さん、カギを手に入れたんですね。」

「まぁ、なんとかのぅ。
面倒だったわい。
嘘つきは誰だとかいわれて、嘘つきを見つけるのが試練じゃった。
案外簡単で拍子抜けしたがのぅ。」


ほっほっほ、と壱さんは懐かしい笑い声をあげる


「壱さんの罪はなんでしたか…?」


「わしか?
わしは【色欲】じゃ。」

「色欲…?」


そうして壱さんは語りはじめる