―justice―





そう覚悟を決めたとき、彼女が今度は首を抑えてもがきはじめた


「ぐっ…ぐぁ。」


首もとにはなにも見えないが、ギリギリと何かが彼女の首にめり込んでいる


「justiceさん、そして貴女もはやくこちらへ。」


彼女の後ろには、見覚えのある姿が


「菖蒲さん!」


「さぁ、はやく。」


菖蒲さんの手には人形のようなものが握られていて、菖蒲さんはその人形の首をギリギリと紐で縛っていた


「わかりました…!」


僕は苦しむ彼女の横を椿さんとともに駆け抜けて、菖蒲さんの元に駆け寄る


「もういいわね。」


彼女は人形を縛っていた紐を解き、今度はその人形の頭をグーで殴る


「がっ…!?」


その瞬間、目の前の少女は地面に崩れ落ちた


「あ…!!」

「大丈夫よ。
気絶してるだけだから。」