「漣殿、やりおるのぅ…!!」
壱さんの感嘆と共に、近くの壁にドアが出現する
「さぁ!
早くいきましょう、壱さん、卓さん!!」
僕は声をかけたが、卓さんは目を抑えたまま、うずくまっていた
「卓さん!?」
「すっ…すいませんが、先にいって下さい!!」
「どうしたんですか!?」
卓さんをひっぱっていこうと、腕を掴むと、卓さんの手の平が血にそまっていることに気がついた
「!?
これは…!?」
「ちょっ…ちょっと無茶をし過ぎたみたいです。」
卓さんの瞳からは血が流れていた
「め…目が潰れちゃったみたいで、ちょっと…。
僕は足手まといになります…!!
カッ…カギはあなたたちが使って下さい…!!
だから…!!」
「ダメです!!
置いてけません…!!」

