―justice―




悪魔との約束の日が迫り、まず悪魔の三番弟子が鍛冶屋を殺しにきます。

すると鍛冶屋は地獄に行く前に釘が欲しいと言って三番弟子の手を釘袋に入れさせて抜けなくさせてしまいました。

3日後、鍛冶屋に許しを請い、三番弟子は諦めて帰ってしまいます。

その後も、二番弟子、一番弟子がやってきたましたが、二番弟子は椅子で、一番弟子はリンゴの木でひどい目に合わされ、鍛冶屋に追い返されてしまいました。

ついに業を煮やした悪魔本人がやってきましたが、鍛冶屋は「地獄へ行く前にお前の力を見せておくれ。でも、お前の弟子達の情けなさを見る限り、ネズミになることすらできないだろうが。」と言って悪魔を挑発しました。

ますます怒った悪魔はこれでもかと言ってネズミに変身しましたが、その瞬間、鍛冶屋はネズミを釘袋に入れてしまいました。

悪魔は暴れましたが出られません。

鍛冶屋は、出して欲しければ誓約書を出せと言い、悪魔もしぶしぶ認めると、鍛冶屋は悪魔を袋から出して、誓約書は暖炉で焼いてしまいました。
悪魔は何も取れずに地獄へ帰ってしまい、二度と鍛冶屋の前に姿を現すことは無かったとさ。


おしまい