つまり、ここは本当に【永遠の螺旋階段】

僕たちはここに閉じ込められたのか?


「っ…!?」


ゴウッ、


突如冷たい風が頬を撫でる

いや、撫でるばかりか突き刺さるような寒さに変わってくる


「これは…!?」


僕らが戸惑っていると、何処からかまたあの声が響いてくる


【ガッ――ガガ、ビー―……あっー、あー!
聞こえますかぁ???】


「「「!」」」」


【さぁさぁ、試練のお時間デース☆
無事に成功すれば、喉から手が出るほど欲しいであろうカギが手に入りまーす♪
失敗すればぁ―皆、凍死☆
くふふ♪♪♪♪♪】


「なん、だと!!??」


【んー、まぁ、失敗しちゃったら、このカギに関係のある特技を持った子も狂っちゃうしぃ…、そうなったら凍死より殺される方が先かもネ♪】