「? 彼も何か能力があるんですか?」 「…ひっ、だから見ないで下さいってば!!」 彼は一度ちらっと壱さんを見ると、ハァとため息をついて僕に向き直った 「いっ壱さん…、と呼ばれる方は自己紹介は要らなさそうなんで…。」 まだ肩をびくびくさせながらポソポソとしゃべりだす 「はっ…ハジメマシテ!! 一之瀬 卓【イチノセ タク】と申しますッ!! ぼっ僕も能力をもってまして…、その。」 「【千里眼】じゃな。」