―justice―





「ぐあっ…!」


目を疑うかの様な速さ、威力で自分よりはるかに巨体の男を蹴り飛ばした


蹴られた男は数メートル先まで吹っ飛ばされ、苦痛に顔を歪めながら呻いている

それをみた男たちに焦りの色がみられた


「どうしたのー?
かかって来なよ。
兄上の命令なんだろ?」



ガガガガガガガガ
と、画面に発砲され続けている銃の音が響く


「まぁ、僕はゲームができるなら君達の相手をしなくても困らないけど。」


そして彼は戦意を失った敵に用はないというように画面に目を戻した


しかし、それを狙ったかのように男の一人が飛び掛かった


「覚悟…!」


一瞬、男の拳が彼にあたったかのように見えたが


「背後から狙うときはね。」

彼が無駄のない動きで振り返らず銃を持った拳を男の顔面にたたき付ける


「声なんか上げちゃいけないんだよ。」