月の下の砂漠の上で


『不甲斐なく至らぬところはたくさんある。

不安だとしても王だから弱みをみせてはならない。
王のしていることが全て正しいと皆が思うのも苦しくてたまらなかった。』



ライルはあぁ言ってたけど、これなら誰もが正しいと納得してしまう…


しばらくして会議みたいなのは終わり、夕食が運ばれてきた。


忘れかけてたけど今日は、宴会とかもするんだよね



えっと、確かライルが一番 最初に食べ始めてその次にライルから席が近い人で…

ナチから付け焼き刃で教わった礼儀作法で何とか食事を終えた。

少ししてから芸者や舞妓さんが出てきてやっと宴会みたいになってきた。


お酒みたいなのも出てきたけど、私は遠慮させてもらって…

目の前で行われている芸に見入ることにした。


「ライル様、すみません。電報で至急の知らせが届きました。」

「今すぐにか?」

「はい、マーカ様からですが…」

「わかった…。美月、少しひとりにしてしまうが平気か?」

「うん、大丈夫」

そう応えると、ライルが宴の間から出ていくと

ティマが三回 手を叩いた