月の下の砂漠の上で


「そして、王に近い存在は位が高い方しかいません…でした。
また、相当な努力して王の側にお仕いできるようになった方も位をいただけます。」

ん…?

「ちなみに、今まで王の侍女の代わりをしていた方々は 本当に位が高く知性や理性を兼ね備えられており交代でお仕いになっておられました。」

やっぱり少しキツいいい方

確かに私は一般庶民であんまり頭もよくないけど…

日本に帰るんだから侍女になんてならないのに

「けれど、その方たちも やはり侍女の代わりでした。侍女は王に直属と認められていなければなれないのです。
今まで、誰一人として王に直属と認められた方はいませんでした…今日までは」

えーと…今日、誰か選んだのかな

「王は美月様をお選びになさいました。」


「…え!?私!?」

確かに直属の侍女するって言ってた気がするような…


「もし王に悪巧みなどするようでしたら…世界が滅んでしまうことをお忘れなきように」

目が据わってる…

怖いけど本当に忠誠を誓ってるんだって一目でわかる


あ、でも