月の下の砂漠の上で


ぴー ぴー ぴー


アキちゃんの声で目が覚める。本当いうと昨日の事がどうしても頭をよぎってあまり眠れなかった。

だんだんと覚えてきた宮殿内

ライルの部屋をいつも通り一応ノックをして入ってからライルを起こす

「ライル」

「ん」

相変わらず寝起きの悪さは変わらない。というよりもいつも以上に寝起きが悪い気がする。

やっと起きたライルから つい目を反らす。いつものように顔が見れない…近づいてくる端整な顔を思い出してしまって

急いでライルの侍女としての仕事をしようと某スケジュール帳を手にとる

「今日の祭事は…あれ?空白…何でだろ 昨日まではビッシリ埋まってたはずなのに」