やばっ!

・・・・・・とっさに隠れてしまったけど・・・見られてませんように・・・


心臓は早いリズムを刻んだまま。

アイスはすっかり溶けて、ポタポタと私の手と床を汚した。



何やってんだろ・・・

ため息をつきながら、カバンのポケットからティッシュを探す。


汚れがカバンにつかないようにしてるから、ちょっと変な体勢でティッシュを引っ張り出す。

当たり前だけど、バランスが崩れたカバンが床に落ちて中身が散らばった。



もう、、ほんとに何やってんだろ・・・




「何やってんだよ」



「ゆ、由紀!!」