1分と31秒のとびら。

「行ってきます!!」



私は階段を駆け上がって、自分の部屋に滑り込んだ。


そして、あらためて紙袋の中身を取り出してよく見てみる。



・・・フリル、リボン、ワンピースっぽいもの、エプロンっぽいもの・・・・・・



こ、これは、まさに、


「メイド服・・・・・・」



呆然とする私に部屋の外から声が聞こえる。



「ひよりーまだー?」




「っ!!まだまだまだまだ!!」