目をそらした私から由紀が離れてく。


「俺にもお茶くれよー」って言いながら。



私は顔が熱くて、冷蔵庫の中に入ってしまいたくなった。


でも、これは夏のせいだって・・・そう思うことにした。




由紀にお茶を渡してから、キッチンの食料品をチェック。


そうめんを発見して、大きめの鍋にお湯を沸かす。




「ひよりが・・・料理してる・・・・・・」



「そうめんくらいできますよーだ!」



「じゃあ、俺の分も」