Bye!“Mr.student”

告白して、振られて…でも好きで…諦められなくて…



結局、俺に押される形で先生と付き合うことになった。



抱き締め合った。



キスもした。



これと同じ白く清潔なシーツの上で、幾度となくセックスもした。



その時の俺は本当に満たされてた。



でも、それと同じくらい……苦しかった。



学校という柵の中、俺だけの“ヒト”になれない先生と、それに嫉妬する俺。



大人すぎる先生と、ただのガキの俺。



バレないよう、バレないよう…ただでさえ神経をすり減らす関係。



………上手くいくはずなんてなかった。



別れて、戻って…また別れての繰り返し。



結局、俺は振られた。