「…ごめん、嫌だった?」

あたしが驚いた顔をしていたのか
先輩は心配をしてきた。


「初めてだったから緊張しちゃって」

「そっか、よかった。」


その後、他愛ない話しをして
時間を見ると大会が終わる時間。

「そろそろ戻らないとなー」
先輩がそう言うと
あたしに顔を近付けて

「じゃーね。」

と言って軽くチュッ。


あたしはドキドキしてしまった。


そんなことであたしの
りあ充生活が始まった。