【[第二節]とほぼ同時進行】




―屋上―


(榊原SIDE)




俺がいつものように(←大問題)屋上で寝転がっていると、誰かが屋上へ続く階段を登って来る音が聞こえてきた。




カツン……カツン……カツン……




榊原:
(この足音は〜……)


[梅宮和樹]と見た。




ガチャ……




そして、ドアの向こうから現れたのは――………



梅宮:
「……………」

榊原:
「よぅ〜、和樹〜……」


よし。当たった。

今日も冴えてやがるぜ俺〜……


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