梨木: 「ねぇ、樫家くん……??」 樫家: 「あぁ……??」 梨木: 「何……かさ……」 樫家: 「何だよ……??」 梨木は顔を下に少し傾けたまま、周りの生徒には聴こえないような小さな声で言った。 梨木: 「最近、何か不安になるんだ……」 樫家: 「どうした……??」 梨木: 「……………」 更に顔を下に俯かせながら、思い切ったように口を動かした。 梨木: 「何か……毎日が[平和]過ぎる気がしてさ……」 樫家: 「ッ……何言ってんだよお前……!!??」 梨木: 「……………」 _