橘:
「さ、[生徒指導室]に行くとしましょう……梨木“先輩”……??」

梨木:
「む゙ぅ〜……ヤダぁっ!!!!」


ざけんなッ……!!!!

テメェーも道連れだッ!!!!!!


オレはだだを踏む梨木さんの首根っこを掴み、そのまま力ずくで肩の位置に乗っける。


梨木:
「ふわゎぁ!!!???こらぁ〜!!!!先輩を担ぐなあぁ〜〜!!!!」


梨木さんはジタバタと暴れ、オレの背中辺りをポカスカと殴打するも、やはり所詮は女の力よ。

逃がしてたまるかッ……!!!!




梨木:
「シャンプーだもん!!!!!!シャンプーだもーん!!!!!!」


橘:
「はいはい。言い訳は[生徒指導室]でね〜」





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