まぁ……この際、退屈も上等だ。

とりあえずは、[今あるモノ]で楽しんでいこうじゃねーの……


それが利口な生き方だ。


橘:
「さてと……」


この角を曲がった所に我が母校・[青柳高等学校]がそびえたっている。

オレは適当に気を引き締め、[当たり前]な毎日を勤しむべく、その角道を曲がった……



























梨木:
「おはよーございます!!!!おはよーございまーす!!!!!!」

橘:
「……………」


……どうやら、オレの“平穏”とやらは、[平和]こそあられども、決して楽して迎えられるようなシステムを取られていないらしい……


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