柚を怒らせて、竜二が出てきたら大変。


「ううん。今まで着たことのない服だったから」


さすがに、ここまで短い丈のパンツやスカートは、着たことがない。


「そうなんだ。でも、絶対に愛美には似合うから」


楽しそうに歌を歌いながら、柚は私に服を手渡した。


「それ着たら、メイクとヘアを直してあげるね」


「メイクとヘアも?」


そんな事まで、出来るんだ。


「うん。絶対に愛美を、もっと可愛くしてあげるからね~」


嬉しそうな柚を見て、私も思わず笑みがこぼれた。


そして、こんな状況に、刺激を感じている自分もいた・・・。