“秀才高校・・・“


まあ、確かにそう言われてるけど。


「だったら、あんまりここを制服で出入りしない方がいいよ?補導されたらマズイし」


そうだ。


こんなクラブに出入りしているのが学校にバレたら、間違いなく退学になっちゃう。


「そうですよね。私、帰ります」


そう言った時だった。


「待って♪」


柚が、力強く私の腕を掴んだ。


何て力・・・。


「服、貸してあげるから、着替えたら?」


「え?」