†N.D†

「ウオリャャヤア!」

渾身の力で右ストレートを放とうとしたが、


『天の川』


死の声が聞こえた。



前の戦闘で使った無属性の高速移動の技…そうだな脱兎と名付けよう。

これでこんな電気避けてやる。


『脱兎』

ギリギリの所で回避し再びぶん殴りにかかるが、


『天の守護』



ミヤナは身体の周りに電気を帯びた。


しかし、殴りかけたモーションは止まらない。


バヂィィ! ゴン!!


殴りかかった右手に痺れる様な激痛が走った後何かを殴った感触がした。


そこで僕は意識を失った。