「さっき出かけたとこ。」
床に落ちていたみさきの服を拾ってやりながら、俺もベットに腰を下ろした。
……そう。
結局、母さんはあのまま、アイツと“2人で”病院に行って。
みさきはこの通り、今の今まで熟睡してたから会わなかったわけで…
「朝ご飯は?」
「んー?ああ、俺が用意した。」
「えっ?」
着替えていた、みさきの手が止まる。
……ん?そんなに驚くところだっけ?
「……どうしよう。」
たちまち青ざめていくみさきの顔。
「私、最低だ…」
大きくため息をついて、
「朝からあんなことして…挙げ句に朝ご飯の支度も忘れるなんて…」
両手で顔を覆いながら、膝に突っ伏してしまった。
「おばさんに申し訳ないって言うか…失礼だよね?」
なんか、すごーく落ち込んでるんだけど…
「…どうしよう?おばさん、何か言ってなかった?……って、何で笑うの?」
思わず笑ってしまった俺に気づいて、パッと顔を上げるみさき。
「ごめん。だって…」

