ビターな彼に夢中[短編]

えぇー!?
ちょ…ちょっと…

ここは、男性サイドが

『やべぇ…』

とかって理性飛ばすとこじゃないのぉ?


私はがくんと肩を落とした。



だって…

約2週間ぶり…だよぉ?

全然智也くんが足りないよ…

もっと満たして欲しぃ…



私はソファーで仰向けの智也くんの上に馬乗りになった。


智也くんの髪を指に絡めた。

そのまま頬まで指をなぞっていく。

整った顔…

かっこいい…


大胆なことしてるってわかってる。



でも…

智也くんにもドキドキして欲しい。


私、子どもじゃないよ…?



そのまま私から
眠る智也くんにキスをした。