悠李の喜んだ顔をみて また、悠李がすきだと確信した。 でも……………。 「あのさ、俺ね 悠李も知ってると思うけど もうすぐ大会だろ?」 「…うん。」 「アメリカまで行かなきゃ いけないんだ。」 「…そっかぁ。」 「その…大会で 金とったら……さ」 「…うん」 「付き合ってほしい」 …………………… ……………… ………… 長い沈黙のあと 私は口を開いた。